ドビュッシー記念館/ドビュッシーの生家
MUSEE CLAUDE DEBUSSY/MAISON NATALE DE CLAUDE DEBUSSY 38,rue au Pain



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 駅から地上に出ると、大きな城と森が見えますが、そちらはあとにして、先ず、地図(4)インフォメーション(観光案内所)を探しましょう。駅のすぐ近くです。事務所の方に、ドビュッシーの記念館を見たいと言うと、階段を上がった1階(日本式では2階)の部屋に案内されます。Claude DEBUSSY は、1862年8月22日陶器商を営む両親のもとに、この家で生まれ、幼少期を過しました。17・18世紀様式の歴史的建造物に指定されている資料館の中には、彼が使った机、ピアノ、筆記用具などが、まだ今もドビュッシーが使っているかのように、展示されています。ドビュッシーが友人に宛てた手紙や、家計簿のようなもの個人的な物を見たり、オーディオセットで彼の作品を聴くと音楽だけでなく詩や文学、絵画に憧憬の強かった彼がこちらに近づいてくるような気がします。サロンでは定期的にコンサートが開かれているようです。下の事務所で、ドビュッシーのピアノ曲のCDや珍しい葉書などが買えます。




作曲家の名前だらけの通りを散歩

ここは多分どんなガイドブックにものっていない場所です。もちろん地図にはのっていますよ。れっきとした普通の道路なのですから。フランスの通りの名前には、有名人の名前がよく使われますが、ここを見つけたときはびっくりしました。地図をクリックしてごらんください。何人の音楽家を知っていますか?こんな道を見つけたからって、歩いたからって、何になる!?と言われる方もあるでしょうが、<リスト大通り>を右へ曲ると、<ロッシーニ通り>に出て、左に<ラモー通り>が現れ、また右に曲った小道が、<ヴィヴァルディ通り><ロッシーニ通り>に戻ると突き当たりの長い道が、<ブラームス通り><シューベルト通り>・・・。ここの道の名前に採用されなかった音楽家がちょっと気の毒になるくらい、音楽家街なのです。なんと<ベートーヴェン学校>だってあるのだから!
ちょっと気になる街でしょう?
 
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