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現住所[2] 当ホームページ
先生は人の何人分もの業績を残し、しかも楽しくご自分の好きなことをされて、羨ましいような人生を送られました。けれども、ご自分でもこんなに早く天国へ召されるとは思ってもいられなかったのでしょう。やり残されたことや、伝え足りないことを、天国へ持っていってしまわれたのも事実のような気がします。先生の生き方や思想を少しでも引き継いでいくのが、私たちの勤めだと、不肖の弟子の一人として何ができるかを考えました。そして、このささやかな個人のホームページを、佐藤先生に関わったすべての方々と、ショパンを愛する方々に使っていただくことを思いつきました。
先生が亡くなられてから１年の間に、2003年11月に日本ショパン協会関西支部主催の追悼演奏会をはじめとして、先生の関係者や生徒たちによる＜佐藤先生を偲ぶあるいは慕う会＞が、各地で催されているようです。知る方法がなく参加できなくて残念だったと言う声が届いたこともありました。そういった催しの情報や、先生との思い出、後世に伝えたい先生の教え、ショパンのこと、ポーランドのこと、先生への手紙等など、どんな小さなことでも、反対に膨大なことでも、自由に往来してくださることを願います。
先生が亡くなられてから、さらに6年が経とうとしています。その間、2004年5月＜フーツォンピアノリサイタル＞、6月沙羅の木会京都支部主催＜佐藤允彦先生追悼コンサート＞の他元学生主催の思い出コンサートやレクチャーなどが数多く催されました。
現住所の活動は停滞を続けていますが、忘れているわけではなく、目下思い出を反芻しながら、資料を収集中。最近、h.g.SATO発『天国からの宅急便』としか思えない、ショパンに関係したすばらしい出会いや偶然を体験しています。勉強せざるを得ない機会が増えたりもしています。なんせ内容が深く重く熱いので、整理に時間がかかっています。できるだけ近い機会に、ドカッと配達してもらいます。（2008年1月）
天国から宅急便が届いています。ご覧ください。（2010年5月1日）
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